今回は、プログラミングの基礎中の基礎、「繰り返し処理」をマスターするための重要な3つの仲間、for文、while文、do-while文について、その違いと使い方を徹底的に解説していきます。
繰り返し処理は、同じような作業を何度も繰り返す必要がある時に、コードを効率的に記述するための強力なツールです。これらの文を使いこなせるようになると、プログラミングの幅がぐっと広がりますよ!
for文:回数を指定して繰り返す
for文は、指定した回数だけ処理を繰り返したい場合に最適なループ文です。
for文の基本構文
for (初期化; 条件式; 更新式) {
// 繰り返したい処理
}
- 初期化: ループ変数の初期値を設定します。
- 条件式: ループを継続する条件を指定します。
- 更新式: ループ変数の値を更新します。
for文の使用例
for (let i = 0; i < 5; i++) {
console.log(i);
}
// 出力結果:0, 1, 2, 3, 4
この例では、変数iを0から始め、iが5より小さい間、iを1ずつ増やしながらconsole.log(i)を実行しています。
for文を使うべき場面
- 繰り返しの回数が決まっている場合
- 配列やリストの要素を順番に処理する場合
while文:条件が真の間繰り返す
while文は、指定した条件式が真の間、処理を繰り返します。
while文の基本構文
while (条件式) {
// 繰り返したい処理
}
while文の使用例
let i = 0;
while (i < 5) {
console.log(i);
i++;
}
// 出力結果:0, 1, 2, 3, 4
この例では、変数iが5より小さい間、console.log(i)とi++を実行しています。
while文の使うべき場面
- 繰り返しの回数が決まっていない場合
- 特定の条件が満たされるまで繰り返したい場合
do-while文:最低1回は実行する
do-while文は、while文と似ていますが、条件式を評価する前に必ず1回は処理を実行します。
do-while文の基本構文
do {
// 繰り返したい処理
} while (条件式);
do-while文の使用例
let i = 0;
do {
console.log(i);
i++;
} while (i < 5);
// 出力結果:0, 1, 2, 3, 4
この例では、最初にconsole.log(i)とi++を実行し、その後iが5より小さい間、処理を繰り返しています。
do-while文を使うべき場面
- 最低1回は処理を実行する必要がある場合
- ユーザーの入力を受け付ける場合(最初の入力を処理してから条件を判定するため)
3つのループ文の比較
特徴 | for文 | while文 | do-while文 |
繰り返しの回数 | 指定可能 | 不明または条件による | 不明または条件による |
条件式の評価タイミング | 初期化後、各ループの開始前 | 各ループの開始前 | 各ループの終了後 |
最低実行回数 | 0回 | 0回 | 1回 |
まとめ
- for文:繰り返しの回数が決まっている場合に最適
- while文:条件が真の間繰り返す場合に最適
- do-while文:最低1回は処理を実行したい場合に最適
これらのループ文を適切に使い分けることで、効率的で読みやすいコードを書くことができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、実際にコードを書いて試してみることで、それぞれの違いと使い方が自然と身についていきます。
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