Javaの配列を使ってみよう!データを効率よく扱う方法

この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

配列とは?

Javaの配列は、同じ型のデータを複数個まとめて扱うための便利な仕組みです。例えば、学生のテストの点数や、商品の価格など、同じ種類のデータをたくさん扱う場合に、配列を使うことでプログラムの記述が簡単になります。

なぜ配列を使うと便利なの?

  • 複数の変数をまとめて管理できる:
    • 個々の変数をたくさん宣言する手間が省けます。
    • データのアクセスや操作が簡単になります。
  • 繰り返し処理が効率化できる:
    • for文などを使って、配列の要素を一つずつ処理することができます。
  • メモリ効率が良い:
    • 複数の変数を個別に宣言するよりも、メモリを効率的に利用できます。

配列の基本的な使い方

1. 配列の宣言と初期化

int[] scores = new int[5]; // 整数型の配列を5要素分作成
String[] names = {"太郎", "次郎", "三郎"}; // 文字列型の配列を初期化
  • int[] scores: 整数型の配列を宣言
  • new int[5]: 5つの要素を確保
  • String[] names: 文字列型の配列を宣言し、同時に初期化

2. 配列へのアクセス

int firstScore = scores[0]; // 配列の最初の要素にアクセス
String secondName = names[1]; // 配列の2番目の要素にアクセス
  • 配列の要素にアクセスする際は、インデックス(0から始まる番号)を指定します。

3. 配列への値の代入

scores[2] = 80; // 配列の3番目の要素に80を代入

配列を使った例

int[] numbers = {1, 2, 3, 4, 5};

// 全ての要素を表示する
for (int i = 0; i < numbers.length; i++) {
    System.out.println(numbers[i]);
}

// 配列の要素の合計を求める
int sum = 0;
for (int number : numbers) {
    sum += number;
}
System.out.println("合計: " + sum);

配列の注意点

  • 配列の範囲外アクセス: 配列の要素数を超えたインデックスでアクセスすると、ArrayIndexOutOfBoundsExceptionが発生します。
  • 配列の初期化: 配列を宣言しただけでは、要素には初期値(数値型なら0、参照型ならnull)が入っているだけです。
  • 配列のコピー: 配列を代入しても、元の配列への参照がコピーされるだけで、新しい配列が作成されるわけではありません。

まとめ

配列は、Javaプログラミングにおいて非常に重要な概念です。

  • 同じ型のデータを効率的に管理できる
  • 繰り返し処理を簡潔に記述できる
  • 様々なデータ構造の基礎となる

この記事では、配列の基本的な使い方について解説しました。 ぜひ、実際にプログラムを作成して、配列の使い心地を体験してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました