APIってどんな仕組み?サービス同士をつなぐ便利ツール

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APIとは?

API(Application Programming Interface)とは、異なるソフトウェアやサービス同士が互いに情報をやり取りするためのインターフェースのことです。

例えば、あなたがスマホの天気アプリで現在の天気を確認するとき、そのアプリは気象庁などの天気データを保有しているサーバーにAPIを通じてアクセスし、最新の天気情報を取得しています。

APIが活躍する場面

APIは、私たちの身の回りで様々な場面で活躍しています。

  • スマホアプリ
    天気予報、地図アプリ、SNSなど、多くのスマホアプリがAPIを利用して外部のサービスと連携しています。
  • Webサービス
    Eコマースサイトで他の決済サービスを利用したり、ブログに地図を埋め込んだりする際にもAPIが使われています。
  • IoTデバイス
    スマートスピーカーやスマート家電は、APIを使ってインターネット上のサービスと連携し、音声認識や遠隔操作を実現しています。

APIの仕組み

APIは、リクエストレスポンスという2つのステップで動作します。

  1. リクエスト: APIを利用する側(クライアント)が、必要なデータや処理内容をサーバーに送ります。
  2. レスポンス: サーバーはリクエストを受け取り、処理を行い、結果をクライアントに返します。

このやり取りは、HTTPという通信プロトコルを使って行われることが一般的です。

APIのメリット

APIを利用することで、以下のメリットが得られます。

  • システム連携の効率化
    異なるシステム間でデータを連携させることが容易になり、業務の効率化が図れます。
  • サービスの拡張性
    新しい機能を追加したり、既存の機能を拡張したりすることが容易になります。
  • 開発コストの削減
    既存のAPIを利用することで、新たなシステムを開発するコストを削減できます。

APIの例

  • Google Maps API
    地図を表示したり、経路検索を行う機能をWebサイトやアプリに組み込むことができます。
  • Twitter API
    Twitterのデータを収集したり、ツイートを投稿したりする機能を開発することができます。
  • Stripe API
    オンライン決済機能をWebサイトやアプリに組み込むことができます。

まとめ

APIは、異なるソフトウェアやサービスを連携させるための重要な技術です。APIの仕組みを理解することで、Webサービスやアプリ開発の幅が広がるでしょう。

APIを学ぶ上でのポイント

  • REST API
    Web APIの設計原則の一つで、HTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)を使ってリソースを操作する方式です。
  • JSON
    APIでやり取りされるデータの形式の一つで、人間が読み書きしやすいテキストベースのデータ形式です。
  • OAuth
    APIの認証方式の一つで、第三者サービスへのアクセスを許可する際に利用されます。

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