2か月で基本情報技術者試験に合格した勉強法

2か月で基本情報技術者試験に合格した勉強法
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基本情報技術者試験(FE)はエンジニアにとって必須。

プログラマやシステムエンジニアを目指している人なら、こんなことを聞いたことがある人もいることでしょう。

かくいう私の会社でも、システムエンジニアとして最低限取るべき資格として基本情報技術者試験が挙げられています。

そんなメジャーなIT系資格である基本情報技術者試験について、試験の概略と私の勉強方法を紹介します。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験ってどんな試験?

ITエンジニアの登竜門とも称される資格。

プログラマやシステムエンジニアが最初に取得を目指す資格としてもおすすめ。

ネットワークやセキュリティに関する基礎、システム・ソフトウェア等の開発で検討するべきことなど、エンジニアにとって必要な知識を学ぶことができます。

基本情報技術者試験の概要

試験方式・試験時期

試験方式は、CBT方式

CBT方式とは、コンピュータ上で回答する方式です。

ペーパー試験と大きく異なるのが、問題に直接書き込んで考えられないこと。

そのため、演習の際にも問題に直接書き込むのではなく、別の紙に書いて考えるのもおすすめです。

また、試験時期は、令和5年4月から通年実施になりました。

令和4年度までは年2回の実施だったので、一気に受けやすくなりましたね。

試験の内容・時間

試験が通年実施になったことを受けて、令和5年度から試験の内容も変更されました。メルカリなどフリマアプリで参考書を探す際には要注意!

  • 科目A:60問(評価対象:56問)・90分
    テクノロジ系,マネジメント系,ストラテジ系。
  • 科目B:20問(評価対象:19問)・100分
    アルゴリズムとプログラミング(疑似言語)16問,情報セキュリティ4問

合格点

科目A, 科目Bともに1,000点満点ので、600点以上で合格です。

科目Aが600点以上で科目Bが600点未満だった場合には、次回の受験時に科目Aは免除されます。

しかし、逆に科目Bが600点以上で科目Aが600点未満の場合には、科目Aだけでなく科目Bも受けなければいけません

2か月で基本情報技術者試験に合格した勉強方法

私の得点と勉強時間

科目A:660点 / 1,000点

科目B:815点 / 1,000点

勉強時間:約2か月。トータル120時間程度。

平日は30分程度しか取れなことも多く、机に向かってしっかり勉強するのは休日ばかりでした。
この120時間というのは、机に向かって勉強した時間だけではありません。

勉強に使った教材等

  • 参考書「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」(技術評論社)
  • 問題集「かんたん合格 基本情報技術者予想問題集」(インプレス)
  • サンプル問題(IPA)
    ※サンプル問題のダウンロードはこちらから可能です。

このほかにも、過去問道場を少し解いてみたりYouTubeで解説系の動画を探して見たりもしました。

しかし、この3つ以外はそれほど使わなかったので省略しています。

勉強スケジュール

スキマ時間:スマホ単語帳(問題集の特典)

仕事の昼休憩や移動時間などのスキマ時間には、スマホで用語の確認。

単語カードみたいな感じなので、一問一答のように用語の確認をしていました。

1か月目:参考書

〈1周目(1~3週目の前半)〉参考書に書き込みながら読んで確認問題を解く。
このとき、確認問題を解いても解説を読んでもよくわからなかった部分には印をつけておきましょう。

〈2周目(3週目の後半~4週目)〉全体をざっと目を通し、忘れている部分を確認する。
1周目に印をつけたところはもう一度確認問題の解説を読んで考えましょう。1周したことで、解説を読んだ時の理解力もアップしているはずです!
それでもわからなければネットで解説を探したり人に聞いて解決しておきましょう。

2か月目:サンプル問題+問題集

ここからは試験本番を意識した演習を行っていきましょう。
問題を解いた後には必ず解説を読んで解き直しもしてくださいね。

  1. サンプル問題を時間を計らずに解く。
  2. 予想問題①を科目A:90分,科目B:100分で解く。(休憩も10分以内で測る
    時間切れで最後まで解けなかった問題があれば、どこからが時間外で解いたかわかるようにして続きを解きます。
  3. 予想問題②を科目A:75分,科目B:80分で解く。
    このときも、2と同じで時間が来たら目印を付けて続きを解いてみましょう。
  4. ここまでに解いた問題(サンプル問題,予想問題①②)を使って反復演習。
    基本情報技術者試験は、過去問と似た問題が出ることが多いです。
    そのため、予想問題でも似た問題が多くあります。それをしっかり押さえるためにも反復演習はおすすめです。
  5. 試験直前(前日など復習時間は確保できる程度)に、予想問題③を科目A:80分,科目B:90分で解く。
    予想問題③はまだ解いていない問題のはずです。最後にほとんどの問題が初見となる予想問題③を解いて復習までしっかりやっておきましょう。

まとめ

今回は、プログラマやシステムエンジニアにとって必須ともいえる基本情報技術者試験の勉強方法について紹介しました。

私が2か月・約120時間という比較的短期間で基本情報技術者試験に合格できた理由は、スキマ時間をうまく活用できたことが大きいと思います。

社会人は、忙しくて机に向かう時間があまり取れないという人も多いのではないでしょうか?

だからこそ、机に向かわなくても学習ができるような仕組みを使って、スキマ時間をうまく活用しましょう!

PR:私が実際に使っていた参考書・問題集

「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」(技術評論社)

「かんたん合格 基本情報技術者予想問題集」(インプレス)

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