「前にも考えた?」をなくす無料アプリ「やめた理由」を個人開発しました

「前にも考えた?」をなくす記録アプリ
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こんにちは、現役プログラマーのゆうりです。
今回はいつものプログラミング解説とは少し違って、私が個人開発したWebアプリ「やめた理由」を紹介します。

「やめた理由」は、一度検討して今回は見送ったことについて、「なぜやめたのか」「どんな条件なら考え直すのか」を記録しておくアプリです。無料・登録不要で、スマートフォンでもPCでも使えます。

▶ アプリはこちら:やめた理由

「やめた理由」とは?

何かを「やった」ことは成果として残りますが、「やめた」ことは記録に残りません。そのため、数ヶ月後に同じことを考えて、またゼロから調べ直すことがよくあります。

たとえば、次のような経験はありませんか?

  • 欲しかった家電を比較して「今回はやめよう」と決めたのに、半年後にまた同じ比較をしている
  • サブスクを解約した理由を忘れて再契約し、同じ不満にぶつかる
  • 資格の勉強を始めるか迷ったとき、前回見送った理由が思い出せない

「今は必要ない」「条件が合わない」という判断も、立派な判断です。その判断材料を残しておけば、次に同じことを考えたときに「この理由でやめたんだった」とすぐに思い出せます。「やめた理由」は、そのためのアプリです。

開発のきっかけ

私は個人開発が好きで、日頃からいろいろなアプリやツールのアイデアを考えています。
でも、思いついたものをすべて作れるわけではありません。
実際に調べてみると、技術的に難しかったり、費用がかかりすぎたり、今は優先順位が低かったりして、開発を見送ることもあります。

そんな中で、ふと思いました。

「前にもこれを考えた気がするけど、なんでやめたんだっけ?」

アイデアそのものは覚えていても、見送った理由は意外と忘れてしまいます。せっかく時間をかけて調べ、考えて判断したのに、その過程を忘れてしまうのはもったいない。

だったら、やりたいことだけでなく、やらないと決めた理由も残しておけるアプリがあってもいいんじゃないか。そんな発想から生まれたのが「やめた理由」です。

もちろん、一度やめたからといって、ずっとやらないとは限りません。状況が変われば、以前は難しかったことが実現できるようになるかもしれません。

過去の自分が何を考え、どうしてその判断をしたのか。それを未来の自分に残すためのアプリです。

こんな人におすすめ

  • 買い物やサブスクで、よく迷っては見送る人
  • 資格や勉強を「いつかやる」リストに入れている人
  • 個人開発のアイデアを「今はやらない」と決めることが多い人
  • 自分の判断をあとから振り返りたい人

できること

1. やめた理由と、再検討の条件を残せる

タイトル、状態(検討中・保留・見送り・採用)、やめた理由、「どんな状況になったらもう一度考えるか」を記録できます。必須はタイトルだけなので、思い立ったときに数十秒で残せます。

2. 「前にも考えた?」と思ったら検索できる

タイトル・理由・再検討の条件・タグをまとめて検索できます。ひらがなとカタカナ、全角と半角の違いは区別しないので、うろ覚えの言葉でも過去の記録にたどり着けます。

3. 判断の変化が履歴に残る

「見送り → 検討中 → 採用」のように状態を変えると、そのときの理由と一緒に履歴に残ります。誤字の修正では履歴が増えないので、「判断が変わったこと」だけをあとから読み返せます。

使い方は3ステップ

  1. アプリを開いて「+ 新規」を押す
  2. タイトルとやめた理由を書いて保存する
  3. 次に迷ったとき、一覧の検索欄(「前にも考えた?」)で探す

記録の書き方のコツや検索の工夫は、使い方ガイドにまとめています。

スマートフォンではホーム画面に追加するのがおすすめ

「やめた理由」は PWA(プログレッシブ・ウェブ・アプリ)という仕組みで作っているので、アプリストアを使わずにホーム画面へ追加できます。一度開いたあとは、電波のない場所でも記録・閲覧できます。

  • iPhone(Safari):共有ボタン → 「ホーム画面に追加」
  • Android(Chrome):右上のメニュー → 「アプリをインストール」

iPhone では、ホーム画面に追加して使うと、記録がブラウザに自動で消されにくくなります。ただし、Safari とホーム画面のアプリでは記録が別々に保存されるので、使い始める前に追加しておくのがおすすめです。

記録はあなたの端末の中だけ

記録はブラウザの中(IndexedDB という保存領域)にだけ保存され、サーバーには送信しません。アカウント登録もないので、運営している私も含め、他の人に記録を見られることはありません。

その代わり、ブラウザのデータを削除したときや、機種変更のときには記録が消えてしまいます。そこで、「データ」画面から記録をファイルに保存して、別の端末で復元できるようにしています。ときどきバックアップしておくと安心です。

使った技術

プログラミングを学んでいる方向けに、使った技術も紹介しておきます。

役割使ったもの
画面React、TypeScript
開発・ビルドVite
データの保存IndexedDB(ブラウザ内のデータベース)
アプリ化・オフライン対応PWA(Service Worker)
公開Cloudflare Pages

サーバーを使わず、ブラウザだけで動く構成にしたので、ブログのドメインのサブドメインで公開しても追加の費用はかかっていません。開発の流れや、つまずいたところ(iPhone でアプリの更新が反応しなかった件など)は、別の記事で紹介する予定です。

まとめ

  • 「やめた理由」は、一度検討してやめたことの理由と再検討の条件を残すアプリ
  • 「前にも考えた?」と思ったら検索して、過去の理由をすぐに思い出せる
  • 無料・登録不要で、記録は端末の中だけに保存される
  • スマートフォンではホーム画面に追加して使うのがおすすめ

「今回はやめておこう」と思ったことがあったら、ぜひ一つ残してみてください。

▶ やめた理由を使ってみる ▶ アプリの紹介 ▶ 使い方ガイド

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